タクシーのはなし

日々のことより道

ずいぶん昔、仕事の関係でタクシーを使うことが多かった時期がある。

九州のとある街で宿泊した朝のこと。

宿泊したホテルは大きな駅の裏側にあって、駅へ行くには大きく迂回をして跨線橋を渡るしかなかったので、ホテル前に止まっていたタクシーに乗って駅に向かった。

駅前に近づきそろそろ着くと財布を取り出したところ、1万円札しかない。

数分しか乗ってないから数百円で済むはず。

あちゃーと思って運転手さんに

「ごめんなさい。大きいのしかなくて。これでも大丈夫?」

と聞くと、突然キレ始めた。

曰く、朝からタクシーに乗るのに小銭も用意してないなんて許せない、らしい。

申し訳ないとは思ったけど、前日からクレカで支払いが続いたことで気づかなかったのよ。

「そしたら、待っててくれたらコンビニで買い物してくるよ」

と提案したのに、運転手はなんと

「もういい!降りて!お金いらないから!!」

えええええー?

いや、そんな訳には行かないよ。

無賃乗車になっちゃう。と食い下がってもダメ。

降りてくれの一点張り。

結局降ろされて、タクシーはすごいスピードで走り去って、呆然と立ち尽くすわたし。

なんか…すまなんだ😞

まさか数百円のことで人をこんない激高させてしまうとは思わなかったよ。

この後に伺った先のお客様がとても良いところ、人だったのでちゃんと気分転換できたからよかったよ、ほんと。

それからはタクシーに乗る前に小銭の有無を確認するようになったけど、最近はクレカやスマホ決済が普通になってきたので助かるよね。

タクシーネタは他にもあるので、また続き書きますw

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