ドライブ中、ふとABBAを聴きたくなって、Appleのおすすめプレイリストをかけていて思い出した昔話。
ABBAが1974年にリリースした「恋のウォータールー」が出てくる時点で、時期はお察しよね😓
昭和生まれが中学生だった頃のお話です。
中学1年だったか2年だったか…体育を担当していた女性教師はとてもスタイルのいい美人な人だったので、男女問わず人気が💕
とはならず。
厳しくて言い方が何かとキツい人だったからか嫌われるまではいかないけど、好かれてもいない人でした。
ある時、縄跳びを使って創作ダンスをしましょうという課題が出たわけです。
そのテーマ曲がABBAの「恋のウォータールー(Waterloo)」。
テンポのいい、ちょっとロック寄りのダンスミュージックです。
今は小中学校でダンスが体育授業のカリキュラムにあるのかな?
70〜80年代当時は当然そんなものはなくて、この時のような創作ダンスとか、組体操くらいだったと思う。
洋楽好きだったわたしは好きな曲だったけど、運動音痴なわたしがダンス…だと?しかも創作??と既におよび腰w
体育自体苦手だったしね。でも集団競技じゃないだけまだマシかと思ったんだよ。
確か、何日か猶予があって放課後などに練習をして、数日(数週間?)後の授業で発表するというプランだったと思う。
仲良しのAちゃんと組んだはいいものの、二人とも何から手をつけていいかわからない。
放課後にAちゃん宅にお邪魔して、庭で練習することにした。
音源は当然カセットテープw
巻き戻し・早送り・一時停止ボタン大活躍w
最初は縄跳びを使ってダンスって言われても何もアイディアが出なかったのが、さすが外遊び好きな田舎のJC。毎日顔を合わせる内に「こんなんどう?」「こうしたらいいかも」「ここでジャンプしとく?」となんとなくまとまってきた。
しかし、誰にも見せてないから、これでいいのかどうかはわからないまま。
それでもワンコーラス分の振り付けはできて、テープが伸び切って使い物にならなくなる前にこれで発表するかってとこまではきた。
さて当日。
正直、他のチームがどんなダンスをしたのか、さーーーっぱり記憶にない💧
緊張してたのかとは思うけど、本当にきれいさっぱり覚えてないんだよね。
自分たちの番が来て、スタンバイ。
音楽が始まって踊り出す2人。
しかし。
そこで。あろうことか。
箸がころんでも笑っちゃうお年頃な上、めっちゃ照れ臭い状態。
2人とも笑い出してしまって中断。
先生がむっとしながらも再度の挑戦を促した。
今度こそ、と始めたのになぜだかやっぱり笑えてきてしまう。
笑っちゃって振り付けがまともにできない。腰砕け状態。
先生はもう一度やれという。
ほんとに三度目の正直!!
と挑んだのに、ダメだった。
課題提出よりも照れ隠しの方が勝ってしまった。
今の自分ならできると思うけど、当時のわたし(たち)には無理だった。
結局最後まで発表しないまま授業は終わった。
その間他の生徒がどうしていたかも、やっぱり記憶がない。
記憶の中では広い体育館でわたしたち2人が、厳しい目で見る先生の前で何度も踊ろうとした記憶だけ。
授業後職員室に呼ばれたわたしたち。
先生は
「出だしを見て、いい感じで始まった。これは楽しみだと思ったのにこの体たらく。何度もチャレンジさせてあげたのにとても残念です。」
というような事を言ったと思う。
成績にどう響いたかはわからない(元々よくなかったので💧)
実を言うと、自分たちも「これってイケてるかも?」と思ってた。
断片的な記憶にある振り付けは結構凝ってて、縄跳びを上手く使ってジャンプしたり潜ったり、どこからあんなアイディアが出てきたのかと思う。
最後まで発表できてたら拍手喝采だったかもしれない。
Aちゃんとは進級・進学と共に疎遠になり、今となっては彼女の思い出とのすり合わせはできないので、もしかするとわたしの記憶違いとかあるかも。
そんなちょっと苦い思い出。
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